Seminara Trunk Show
前回に続き、Tie Your Tie 青山店、大阪店で先日行われたGianni Seminaraのトランクショーの様子を報告いたします。
幸い、当日は大きな混乱もなく、ご来場いただいたお客様のご配慮・ご協力もありスムーズに、また楽しく開催することができました。

今回もGianni氏の秘蔵の生地たちが来場者の目を楽しませます。
特徴的なところでは、今回英国生地が目立ちました。
疑問に思って聞いてみたところ、イタリアにも代表的なブランド生地はあるが、それらはいずれも軽さ・柔らかさ、色柄についてもモダンさが追及されるあまり、氏の作品とは相性のよくないものも多いのだとか。
その点しっかりした生地で、クラシックな色柄のものが多い英国生地は仕立て映えする生地が選びやすいのだとか・・・
トレンドに左右されやすいスーツの生地えらびにおいてもGianni氏の人となりが見えた一幕でした。

お客様を交えて、私たちもそんなGianni氏の想いの一面に感心しつつ、厳しい表情でフィッティングを行っていきます。
仮縫いのジャケット達にとって、本当に意味でのGianni氏の作品になるかどうかがこの最終の調整にかかっています。ニュアンスを伝える私たちにとっても責任は重大です。

全体のバランスを見ながら調整をしていきます、表情も真剣そのもの。
といった具合でやり取りが進み、最後はお客様もGianni氏も満足げに記念撮影へと。
本当にこの数日間、お疲れ様でした。
最後に、ご来場いただいたすべてのお客様へ・・・
このタイミングでしか聞けない、皆様からのTie Your Tieへの愛情と期待のこもった温かい言葉をたくさん頂戴することができました。
私たち【Tie Your Tie Asia】にかかわるすべてのスタッフへの言葉として、今後の励みにしていきたいと思っております。
感謝の気持ちを込めて、重ねてお礼申し上げます。